タイムマシンに乗って。 初代iMacの思い出②
私の過去の記憶と思い出について
過去を振り返り、適当なテーマで、私の思い出を語るという趣旨のちょっと恥ずかしいエントリーです。
「OK Google、音楽を流して!」のエントリーは、音楽をテーマにしていますが、それのフリートーク版だと思って下さい。
前回の続き。
タイムマシンに乗って 初代iMacの思い出① - beikunのブログ
そんなこんなで無事にインターネット環境を手に入れたのですが、いくつか問題がありました。
1.料金の問題
前回書いたように、当時は通信をモデムで行なっていた為、
電話代と同様に1分10円みたいに料金が発生しますので、
ゆっくりインターネットができません。
2.通信と通話が同じ回線
通信と通話を同一回線で行なっているので、
私がネットに繋いでいる時は、家族が電話できませんし、
家族が電話中の時には私はネットができません。
3.電話線が部屋にきていない。
物理的な問題として、私の部屋まで電話線がきていないので、
部屋でインターネットを楽しむ事ができません。
1と2については、テレホーダイに申し込む事で、解消しました。
テレホーダイは、23時から翌日8時までの間、いくら使っても定額になるサービスでした。
深夜の時間帯なので、家族も電話を使う事がないというメリットがありました。
3については、部屋まで結構長めの線を引く事で解消できました。
こうしてネット環境は整った。
とは言え、特に何をするでもなく、毎日の様に以下の様なサイトを巡り、
最新のMac情報を収集していただけです。
Macお宝鑑定団
MacTree
最愛のiMacを創る会
他にもたくさんあるのですが、当時のブックマークも残っておらず、全く思い出せません。
また、インターネット以外でも特に何をするでもなく
クラリスワークス(MS-Office的なソフト)を立ちあげて文字を入力したり
いまいち目的が理解できなかったゲームnanosaurで遊んだりしていただけでした。
こんな事ではiMacが腐る!
そう思った私が手を次に出したのが
Macを買ったからには絵を描かねば。
そう思いこのペンタブレットとペインターというソフトを購入しました。
と言っても、お金が無い時代です。
ペインターは前述のMacTreeにあった「売ります買います」という個人間で不要なものを売り買いできるというもので購入しました。
ヤフオクもまだ始まってない時代です。
そんな時代にメルカリの走りの様なサービスがあったと考えるとかなり先進的だと思いませんか?
とまぁこうして、iMacで絵を描く環境が整いました。
しかし、致命的な問題が発覚
私は絵が下手だという事が発覚…
というか、そんな事最初から分かっていたのでは?って話ですよね。
まぁ、確かにそうなのですが、Macを買って道具を揃えたら、カッコいい絵が描ける気がして(笑)
しかし、それも含め、今となっては良い思い出です。
- 時計の文字盤の絵柄を考えたり
- 瓶ビールのラベルのデザインを考えたり
- CDのジャケットデザインを考えたり
と楽しく使ったので、無駄にはなってないと思っています。
結局、このiMacは、のちに手放してしまいましたが、今の自分があるのは、こいつのおかげと言っても過言ではありません。
まとめ
久々に当時のブックマークサイトに訪問してみて、とても懐かしい気持ちになりました。
特に、最愛のiMacを創る会(最愛のiMacを創る会)のサイトは、最近見なくなってしまった「ホームページ」という感じがして、良いですよね。
ここに書ききれなかった事も含め、若い頃には色々な事にチャレンジしていて、無駄なこともあったけど、今の仕事に役立っている事もたくさんあります。
これからも、チャレンジする事を忘れてはいけない。
そう思いました。
点と点の繋がりは予測できません。
あとで振り返って 点の繋がりに気付くのです。