beikunのブログ

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「民王」で菅田将暉と遠藤憲一が本当に入れ替わっていた話【プライムビデオ】

天気が悪い週末には…

プライムビデオを観るに限ります。

という事で、今回の週末にはテレビドラマの「民王」を観ました。


第一章 組閣

入れ替わりものという割とよくあるストーリーだと思い、あまり期待せずに観始めましたが、中々どうして、一気に観たくなるドラマでした。

ストーリー

wikipediaによると次の様なストーリーです。

ひょんなことから、総理大臣の武藤泰山と、息子で大学生の翔の人格がある日突然入れ替わってしまう。混乱を避けるため、周囲には秘密のまま互いの仕事や生活を入れ替わった状態で過ごすことになるが、翔は政治に全く興味がなく、ろくに漢字も読めないため国会答弁も苦労する状況。一方の泰山も、就職活動で面接官を偉そうに論破しては不採用になるなど、苦闘することになる。

池井戸潤氏の小説が原作です。

小説は読んでいませんが、wikipediaの説明からすると、全く同じという事は無さそうでした。

感想

つまらなかったら、すぐ止めようと思って見始めたのですが、テンポが良い作品で、結局、最後までほぼ一気観でした。

やはり、ドラマはテンポというのが非常に重要な要素だなと改めて感じました。

この作品の見どころは、総理役の「遠藤憲一」さんと、その息子役の「菅田将暉」さんの心と身体が本当に入れ替わっている様に見える事です。

それくらい、お二人のメリハリの効いた演技が良かったです。

どちらも、強気な「総理」と弱気な「息子」を上手く使い分けていました。


第二章 外交

また、脇を固める役者陣も豪華で安定感のある演技が光りました。

高橋一生」さんは、飄々として敵も味方も欺くが、何処となくコミカルで優秀な総理秘書を演じていましたし、「金田明夫」さんの演じる官房長官は少しダメだけど人情深い人柄がよく伝わる演技でした。

また、「草刈正雄」さんや「西田敏行」さんは、ちょっと勿体ないくらいの役で出演されていました。


第四章 盟友

中でも私のお気に入りは、公安の新田役の「山内圭哉」さんでした。

イカツイ見た目に変な喋り方。

思わず笑ってしまいます。

それでいて優秀で強い。

とても味のあるキャラクターです。


第五章 革命

各役者さんだけでなく、ストーリー的にもギャグっぽい場面だけでなく、政治の理想がある意味では熱く、ある意味では青臭く語られ、そういった点でも良い作品だなと思いました。

「トリック」や「時効警察」など、昔はこの枠のドラマをよく観ていました。

やっぱり、金曜ナイトドラマは面白い!

皆さんも是非、ご覧になって下さい。

 

原作小説です。

民王 (文春文庫) [ 池井戸 潤 ]

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感想(25件)