フリーペーパー版 ことりっぷ の旅〜流山②〜
前回(フリーペーパー版ことりっぷの旅 〜流山①〜 - beikunのブログ)に引き続き、フリーペーパー版ことりっぷの旅 流山篇になります。
ご飯を食べた後は、いよいよ散策です。
流山の由来
様々な寺社が一帯に集中しているので、その寺社を巡ります。
と言っても、大半は小さなものですのでさっと回れるのですが、その中に流山の地名の由来になった神社があります。
赤城神社
大きなしめ縄のある鳥居を抜けると、さらに鳥居があり、その先には結構急な階段があります。
その階段を登ると、お社があります。
この神社は名前の通り、群馬の赤城山と関係があるそうです。
赤城山の噴火で山が流れてきたとか、お札が流れてきたという伝説があり、それが流山という地名の由来になっているそうです。
一茶双樹記念館
赤城神社を後にし、一茶双樹記念館に向かいました。
全然知らなかったのですが、俳人の小林一茶は流山にゆかりがある人だそうです。
双樹というのは、五代目秋元三左衛門のことであり、みりんを作り始めた人の一人とのこと。
一茶はその双樹と親交が深く、多数の句を流山で詠んで残しています。
建物は解体修理されているみたいですが、その趣のある庭を見ながら、お茶を飲み佇む事ができます。
あまり訪れる人がいないのか、独り占めできました。
釘隠しには鶴が用いられています。
近藤勇陣屋跡
もう一人流山ゆかりの人として忘れてはいけないのが新撰組局長の近藤勇です。
近藤勇が最後に陣営を敷き、自首した地が流山との事で、土方歳三との別れの地でもあります。
お土産
ことりっぷに載っているお土産屋さんをいくつか訪れました。
あかり館@雑貨konocono
提灯のような和紙を使った灯が売っています。
ぼんやりした光に癒されます。
パンも売っているみたいですが、残念ながら8月はお休みだそうで、食べれませんでした。
2Fは切り絵のギャラリーになっており、こちらも素敵でした。
万華鏡ギャラリー 寺田園茶舗「見世蔵」
色々な万華鏡が展示販売されています。
高価なものが多く、とても手が出ませんが見るだけでも面白いです。
また、万華鏡を使った写真撮影ができますので、記念に撮ることができます。
清水屋
ことりっぷに載っていた「一茶の宿」を買おうと思って訪れましたが、お土産に最適なものを発見!
流鉄ようかん
流山を走るローカル電車、流鉄流山線の羊羹です。
と言っても、中身は普通の羊羹で、その外装を使って、電車が作れるという代物になります。
組み立てるとこんな感じになります。
お店の人の話では、電車に詳しい方が製作に関わっているそうで、パンタグラフの数など様々な拘りがあるとの事。
また、組み立てた電車を実際に走るようにする人もいるという事をおっしゃってました。
残念ながら、お店に飾ってあるものはメンテしきれず壊れて走らないとの事でした。
流鉄流山線
帰りは流鉄流山線に乗って帰りました。
流山線は松戸と流山を結ぶ6駅で全長5.7kmのローカル線です。
単線です。
驚くのは、SuicaやPASMOなどのICカードが使えない点です。
それどころか、自動改札でもなく、帰りに使った平和台駅では切符を切る事すらなく入場しました。
2輌編成の電車は、最近の電車とは違いシートがフカフカでとても座りやすく、文字通りあっという間に目的の駅に到着してしまいました。
まとめ
小さなキッカケから始まった小さな旅。
派手さは無いけれど、濃い時間を過ごす事が出来ました。
こうした近場の旅というものも良いものですね。
知らない事もたくさんあったし、とても楽しかったです。
また別の地域で「ことりっぷ フリーペーパーの旅」をしてみたいと思います。
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