AWSがインフラになってる事を実感した話
本日発生したAWSの大規模な障害(AWS、東京リージョンで障害 段階的に復旧 「PayPay」「Zaif」など影響受ける【追記あり】 - ITmedia NEWS)ですが、仕事で影響を受けた方もたくさんいると思います。
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「PayPay」では、支払いやチャージ、送受金が利用不能に。シェアサイクル「ドコモ・バイクシェア」では自転車の貸し出しや返却ができない状態になった。
というように、身近なサービスでも裏側ではAWSが使われており、AWSが止まったらサービスが止まるという状況になっており、今後ますますその傾向が高くなる事でしょう。
しかし、私がインフラになった事を実感したのは、別の理由なのです。
えっ、こんな古臭いのにAWS?
私がAWSの障害を知ったのはニュースではなく、取引先とのEDIシステムが使えなくなった事がきっかけでした。
PayPayやドコモ・バイクシェアの様な企業がAWSを使うのは当然ですが、取引先はそんな大手ではありません。
取引先のAccessで開発されたシステムでエラーが出たので問い合わせたら、「AWSの障害の影響で、システム障害が起きている」という回答だったのです。
最近ではAccessで作られたシステムなんて殆ど見ないので、未だにそんなシステムを使っている企業にまでAWSが浸透しているのか…
だからインフラ
よく考えてみると、表のシステムが古臭いからと言って、必ずしも裏のサーバーまで古い必要はなく、専用サーバーである必要もないのです。
仮に、家のキッチンやトイレが古かったとしても、その地域で使っている水道管まで古いとは限りません。
(まぁ、その逆パターンもあるでしょうけど)
みんなが普通に使っていて、止まったら生活が成り立たないもの。
わかっていたけど、改めて実感した。
それがインフラなんですね。
まとめ
ウィンドウズアップデートの不具合やgmailの障害など結構苦しめられる事多いですけど、今日の障害は下手するとそれらよりタチが悪いです。
とは言え、100%何も問題がないものもなんて存在しないわけですから、日頃から何か起きた時の対策を講じておく事の大切さも改めて感じた事柄でした。
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