beikunのブログ

日々感じた事を綴っていきます。偶然を楽しもう!

なぜレシートのスキャンを強いられなければならないのか?

最初に言っておくと

私は家計簿アプリを愛用しています。

買い物の度に集まるレシートをスキャンして、今月何をどれ位買ったのか?別の月と比較して多かったのか、少なかったのか?費目別、店別にどれだけおかねをつかついるかなど非常に参考にしています。

また、最近は現金を使うことも減ったので、現金は減ってないけど、お金を使い過ぎてるなどの状態の発見にも役立っています。

そのため、これからも家計簿アプリを使い続けていくつもりです。

しかし、1つ大きな不満があります。

読み取り精度が低い

私が使っているアプリは「レシーピ」というものです。

f:id:beikun:20190129212339j:image

可愛らしい動物のキャラクターが毎日の作業が飽きないように応援してくれます。

シンプルで使いやすいのですが、スキャン精度が良くないのです。

※アプリそのものの問題という認識はありません。

 

例えば、この様なレシートをスキャンしたとします。

f:id:beikun:20190129082135j:image

すると、この様に読み取られました。

f:id:beikun:20190129082528j:image

見て分かる通り、ところどころ怪しい日本語に変換されます。

今回の例はまだ良い方です。

  • 怪しい日本語になる
  • 商品名ではなく数字しか読み取られない
  • 歯抜けになる。
  • 金額が違う
  • 内税の金額を税額として読み取る

など、読み取りが正確に行われない事が頻繁にあります。

その度に、再読み取りを試したり、手で修正をしたりしています。

正確に読み取らないまま登録すると、手間がかかるだけでなく、後で比較する際に困ります。品名での比較が出来ないのです。

なぜ読み取り精度が低いのか?

私が利用している範囲では、次の様な場合にうまく撮れない傾向がありました。

  • 暗い場所で撮影
  • 印字が薄い
  • 紙質が再生紙
  • 数字が小さい
  • 濁点と半濁点が入っている
  • 漢字が入っている
  • 1品が複数行にまたがっている(コードと商品名など)
  • 商品の前に(おそらく)部門コードが含まれている。
  • 長いレシート

これらの場合は、うまく読み込めず、イライラすることになります。

少しでもうまく撮れるように、明るくしたり、角度を変えたり、近付けたり色々試すのですが、ダメな時はやっぱり、ダメです。

そもそもレシートをスキャンする行為が無駄

冒頭でも述べた通り、今や現金を使う機会はめっきり減っています。

また、私だけかもしれませんが、ひと昔と違い、書籍は自炊ではなく、最初からAmazon等で電子書籍を買う様に変わっています。

そんな中、買い物の内容が紙でしか分からず、しかも、それを自分でスキャンしないとならないのは、結構なストレスです。

電子レシート的なものはないのでしょうか?

そう思って調べたところ、あっさり見つかりました。

しかも、経産省の実証実験です。

電子レシートの標準仕様を検証する実験を行いました (METI/経済産業省)

これによると

  • 業種の異なる様々な店舗から標準仕様で電子レシートを発行し、自身のスマートフォンアプリケーション(スマホアプリ)で電子レシートを統合・管理できるか
  • 自身の電子レシートと、実験用のデータプールや他のスマホアプリ(家計簿アプリなど)を、APIを用いて連携するかどうかを実験参加者に判断いただき、個人が起点となって購買履歴データが流通できるか

という実験を行い、概ね電子レシートに好意的な結果が出たようです。

実際に標準化されるまで、数年かかると思いますが、早く普及して欲しいです。

もし、普及したら

レシートのスキャンが不要になる事はもちろん、会社の経費精算システムで、領収書やレシートをスキャンして添付する必要がなくなるかもしれません。

もちろん、セキュリティやプライバシーなどの懸念事項があると思いますが、その点を差し引いても、早く普及して欲しいです。

まとめ

家計簿アプリは、振り返りにとても役立っています。

(特にレシーピをオススメします)

しかし、毎日の様に使っているので、ちょっとした事が、ストレスになりやすいです。

レシートが不要になる事で、便利で快適な世の中になって欲しいと思います。

とはいえ、スキャンの読み間違いに和む事もあったりして、それはそれで楽しかったりするんですけどね。

f:id:beikun:20190130001035j:image

top

独自SSLが年間18,000円(税抜)。レンタルサーバー『ヘテムル