iPad OSこそCatalystだ!
アップルの開発者向けのイベントWWDCでの発表。
Appleは、WWDC2019にてProject Catalystを発表。iOSアプリを、プラットフォームの垣根を超えてMacに移植しやすく。iOS、iPadOS、macOSにXcodeでビルド。iOSアプリをmacOSに最適なUIで動作。
(出典:iOS、iPadOS、macOSの垣根を超えて。アップル、Project Catalyst発表 – すまほん!!)
この記事自体はiOSのアプリのmacOSへの移植が容易になり、ユーザー的にはよりシームレスな利用ができるようになるという捉え方をしたのですが、ここで1つの疑問が。
Catalystって何だ?
私はそれほど学がある訳ではないので、その意味を知らず、いつも通りGoogle先生に聞いてみました。
Catalyst(カタリスト)とは、
- 英語で触媒のこと。
- 転じて、金融市場において、相場を動かすきっかけとなる材料のこと。
(出典:Catalyst - Wikipedia)
また、触媒は
触媒(しょくばい)とは、一般に、特定の化学反応の反応速度を速める物質で、自身は反応の前後で変化しないものをいう
(出典:触媒 - Wikipedia)
つまり、アップル製品間の化学反応を促進させ、製品市場を良い方向に動かす(シェアアップの)期待を込めているんでしょうね。
iPad OSこそCatalystだ!
また、今回の発表の中で、特徴的だったのはiPad OSの存在です。
iOSでありながら、Macのようにカラムビューに対応し、同じアプリで2画面表示が可能になります。
iOSから分岐して進化したこのOSは、iPhoneとMacの間を埋め、Apple製品の化学反応を引き起こす存在になる事でしょう。
スクリーン上で「iPad」の文字が「iPhone」と「Mac」の間に表示されていたのもその事を暗示しての事だと考えています。
私の使う初代Airは、今回いよいよアップデート対象から外れる事になったので、新しいiPad OSとともに今度こそiPad Proを導入するチャンスかな。
iPad OSを使うのがとても楽しみです。
Apple iPad Pro (11インチ, Wi-Fi, 64GB) - スペースグレイ