「機内誌」のススメ
名古屋に続き、今度は福岡へ…
それだけ見ると、かなり忙しい人みたいですが、たまたまです。
車や新幹線、飛行機による時間のすっ飛ばしが当たり前になる事で、便利になった一方でつまらなくなったと思います。
多少手間がかかる方が面白いと思いませんか?
飛行機での移動も退屈ですが、楽しみもあります。
それは「機内誌」を読む事です。
なぜ「機内誌」を読むのか?
色々な地域の特色が紹介されており、興味深い内容の記事が多いので、充実した気持ちになります。
旅に出た様な気持ちになります。
また、世の中の多様性を感じる事が出来、世の中の自由さを感じる事が出来るのです。
こんな人もいるんだ、私もこれをしてみようかと思います。
とまぁ、なんか色々能書きを垂れていますが、記事に漂う哀愁溢れる雰囲気が好きなのです。
今回、興味深かった記事
- 長崎 猫を訪ねて千百キロ
- シリーズ「三度の至福」(西宮の三食)
- トランスジャパン、シスジャパン(南方熊楠)
長崎 猫を訪ねて千百キロ
動物の記事は、キャッチーですよね。
TV番組の子供、お年寄り、動物ってのと同じで、なんとなく読みたくなります。
今回、動物の記事は2つありましたが、やはりネコが一番です。
西宮の三食
出張先でのご飯についての記事。
とにかく美味しそうです。
お腹が空いていた事も手伝って、食い入る様に読み進めました。
特に最初の麻婆チャーハンってどんな味なんだろう?
麻婆味っていうのは分かるけど、掛かっている訳ではなく、チャーハンそのものが麻婆っていうのが珍しい。
南方熊楠
博物学者で、神童と呼ばれる程に天才だったという事は知っていましたが、ロンドンで不遇の時代を送ったとは知りませんでした。
平成から令和への変わり目の時代に、かつての時代の変わり目を生きた先人の苦労を思うと、旅の疲れなど吹き飛びました。
この記事で、蔵書から興味の方向を調べているくだりが面白かったです。
今の人は後の時代に、ブックマークやフォロワーの傾向からその辺調べられたりしてしまうのかな?(笑)
まとめ
今は飛行機でもWi-Fiでネットに繋がる時代です。
いつも通りネットに繋いで過ごしても良いのですが、私は断然「機内誌」を読んで過ごす事をオススメします。
記事の地域に訪問した様な気分になりますし、知らなかった事を知るきっかけになります。
新たな訪問先が見つかるかもしれません。
皆さんも、暇つぶしという事だけではなく、積極的に「機内誌」を読んでみて下さい。
新たな発見があるはずです。