クールビズから温暖化を考える。
9月も終わりだというのに、まだまだ暑い日が続いています。
会社でクールビズをやられている方も多いのではないでしょうか？
2019年度のクールビズは5/1～9/30までということで、あと1週間でクールビズも終わりです。
クールビズとは？
環境省の説明は次の通り。
地球温暖化対策の一環として、平成17（2005）年から政府が提唱する、冷房時の室温28℃を目安に夏を快適に過ごすライフスタイル。
室温の適正化とその温度に適した軽装や取組を呼び掛けており、省エネ型エアコンへの買換え、西日よけのブラインド、日射の熱エネルギーを遮蔽する効果がある緑のカーテンなど、気軽にできるアクションなどを呼び掛けています。
私の理解不足だったのですが、クールビズって軽装にしてエアコンの設定を見直すってだけの活動では無いんですね。
でも実際には...
私は夏でも、常に袖の長い服を着ています。
あちこちでエアコンが効き過ぎていて、寒いからです。
電車の中も、会社もちょうど良いなって思うことは、ほとんど有りません。
特にお店などの商業施設では、寒すぎて耐えられません。
なぜ商業施設は寒過ぎたり、暑過ぎたりするのか？
色々調べてみましたが、次のような理由があるとのこと。
一般的に家庭のエアコンは夏場なら28℃、冬場なら20℃前後に設定すると良いと言われています。
しかしこれは接客業などの店舗では最適解ではないと言われています。
なぜならお客様は、夏には暑いところから、冬には寒いところからお店に来てくれますし、3時間も4時間も長居することはそれほどありません。このため、夏場は26℃、冬場は23℃程度の温度が最適だと言われているのです。
飲食店の適切な空調の温度設定はどれくらい？ – 開業・独立、創業期の方のための情報メディアサイト
- 室外と室内の気温差
- 長居しない
ということにより、設定が違うんですね。
また、広いフロアを冷やす（暖める）ために、設定温度を通常より下げる（上げる）必要もあるのです。
不毛な温度争い
外から中に入ってくる人が多いオフィスでは、商業施設と同じようなことがおきやすいです。
また、男性の方が女性よりも暑いと感じることが多い為、外から帰ってきた営業マンとオフィスに残る女性事務員との温度争いはあちこちの会社で発生していることでしょう。
エアコンハラスメントなんて言葉が生まれるくらいです。
一体どうしたら良いの？
ここ数年の平均気温上昇の要因は温室効果ガスによるものと言われています。
なぜこんな暑い夏になったのか…究極の原因が判明 | ギズモード・ジャパン
平均気温上昇の原因は？ 地球全体の傾向、やはりＣＯ２ （1/2ページ） - 産経ニュース
となると、小さな事かもしれませんが、結局はエアコンを使うなら温度設定を環境省のいうとおりの設定にした方が良さそうです。
会社で自分の都合で温度設定を変える人がいたら、声を大にして言うべきです。
地球の為にエアコンの温度設定を守るように。
また、こういうものを使うのも一つの方法です。
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まとめ
調べれば調べるほど、温暖化対策は手遅れ感が強いのですが、少なくともエアコン設定だけでも設定できる範囲を強制できないのかな？という気分になりました。
できることは少ないかもしれませんが、クールビズの終了日から環境のことを考える切っ掛けにすることが出来たのは良かったと思います。
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