クローズアップ現代のテーマが自分にピッタリハマった話
今の会社に新卒で入社して、10数年。
当時は就職氷河期だった事もあり、就職できるのか?安定しているか?長く働けそうな環境か?という事を優先して(というよりそれだけ)就職活動をしていました。
そして縁あって今の会社にお世話になることになったのです。
今の環境に不満は無いけど…
今の会社は(少なくとも今のところは)私が当時思っていた要素はクリアしていると思います。
生活するのには十分な安定した収入がありますし、会社の雰囲気も悪くないので、長く続けてこれました。
なので、辞めて新しい環境に移りたいとかではないんです。
ただ、このところ、外に出ることが多く、色々な仕事があり、色々な会社があるという事がようやくわかってきたというだけです。
クローズアップ現代のテーマ
そんな事を考えていたら、丁度NHKで「人生100年時代“脱おっさん“で生き残れ」というテーマの放送がされていました。
人生100年時代 “脱おっさん”で生き残れ - NHK クローズアップ現代+
50代に差し掛かった位の人が、出世コースから外れたりして働く意味に悩む様になり、”おっさん化“していく。
その”おっさん化“した人達が如何にしてもう一度働く意味を見出し、充実した働き方ができるかというのをレポートする内容でした。
大手企業ほどその傾向がある様でした。
ちょっと状況は違うけど、自分も“おっさん化“しているのかもしれない…
食い入る様に観てしまいました。
”脱おっさん“の5つのポイント
ポイントは
- まずやってみる
- 仕事の意味を問い直す
- 年下とうまくやる
- 居場所をつくる
- 学びをいかす
という事の様です。
番組の中では、1年などの短期で、今まで経験した事の無い業種への留学(機器の開発をしてた人がお弁当屋さんで働くなど)を斡旋するサービスの紹介がされており、実際にアナウンサーの人もドローンの会社に体験留学していました。
その留学を通じ、“脱おっさん”に向けた5つのポイントを学んでいくという内容でした。
自分にできるのか?
この番組でやっていた様に、1年間別の会社で働けたら面白そうですが、中々そうもいかないでしょう。
まず、会社がそれを認めてくれる必要がありますし、自分の仕事を誰か別の人が行う必要があります。
だからこそ、大企業の中で“おっさん化”した人が対象になるのでしょう。
また、実際にその様な事が出来たとしても、50歳位になった時に、30年近く働いた仕事から、一時的とは言え、全く新しい環境に移行する事が可能なのだろうか?
だいたい戻ってきたら自分の居場所が無くなってたら、本末転倒だし。
結構、苦行だなぁ。
その思考に問題あり!
しかし、よく考えてみると、そんな事を言っている事自体が “おっさん化” している証拠ですよね。
確かに、10年前であれば私も「よく分からないけど、やってみよう」そう考えていたと思います。
そう考えられなくなったのは、今はそれなりに安定しているが故に、守りに入っているからだと思います。
私も既に“脱おっさん化”が必要という事ですね。
とりあえず、やってみる
“脱おっさん”のポイント①にある通り「まずやってみる」という事が大事です。
要は新しい刺激を脳に与えてあげる必要があるわけです。
今まで人に任せていた仕事をやるでも良いですし、プライベートで新しい事を始めるでも良いです。
さぁ、何から始めようか?
まずはそれを具体的に考えるところからですね。
まとめ
仕事および職場環境についての漠然とした不安があり、それが何なのか考えていたところで良い番組があり参考になりました。
とは言え、何から始めたらいいやら。
それがすぐに思い浮かばない時点で、重症です…