beikunのブログ

日々感じた事を綴っていきます。偶然を楽しもう!

【読書の秋】いつの間にか公立図書館で電子書籍サービスが始まってた件

小さい頃は、よく母に連れられて市立図書館に行きました。
目の前に広がる読みきれない数の本を時間を忘れて読みふけりました。
そして夕方になると、何冊か選んで本を借りて家で読む。
それが、休日の楽しみの一つでした。

実家にいたときは近くに図書館があったので、大人になってからも暇なときはよく図書館で本を読んでいました。

しかし、今の家は近くに図書館がありません。
でもまぁ、家の近くに大きめの本屋もあるし、ネットで注文することもできるので、別に良いかなって思っていました。

図書館の電子書籍サービス

そう思ってたんですが、図書館で調べたいものがあり、一番近くの図書館はどこにあるのだろう?

そこで、市の図書館のHPを調べてみたところ、「電子図書館」の文字が...

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まさか市の図書館で電子書籍が読めるとは思いもよりませんでした。

いつの間に広まったのか?

調べてみると、以下のサイトに情報がまとめられていました。
https://aebs.or.jp/Electronic_library_introduction_record.html

これによると、最も古いのは千代田Web図書館で、2007年11月スタートです。
終了しているところもあるようですが、
2019年07月01日現在の電子図書館(電子書籍貸出サービス)実施数
・実施自治体 87自治
電子図書館 84館
とのことです。

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全体の約50%はここ3年位で開設されているので、特に最近増えてきているといえます。

実際に使うには?

自治体の図書館の利用条件に従って、図書カードを発行する必要があります。
その上で、各自治体から別途パスワードを発行してもらう必要があります。
※詳しくは、ご利用の自治体の図書館のHP等でご確認下さい。

電子図書館のメリット

1.現実の図書館がない

本のスペースが不要なので、蔵書を増やしてもスペースは小さく済みます。
住人が増えているような地域でも新たに建設する必要無いため、コストを抑えられます。
現物ではないので、紛失、破損、返却漏れなども発生しません。

2.人手が少なく済む

現実の図書館が不要ということは、各種手続きを行っている人が不要になります。

3.自宅で借りられる。

自宅のPCやタブレット等から確認することが可能です。
家から一歩も出ずに、本を借りて読むことができます。

4.貴重な書籍を電子化

例えば、萩市電子図書館では貴重な書籍を電子化して公開しています。

  • 明倫館印蔵書
  • 明倫館関係資料

これらは誰でも見ることができます。

また、電子化すれば、貴重な書籍が傷む心配もありません。

5.インタラクティブな本

アニメーションや3D、動画や音声など、今までの書籍では考えられなかったコンテンツで本を読むことができます。

電子図書館の注意点

1.初回利用時の登録

現実の図書館で行う必要があります。

2.貸し出し中になる。

電子書籍だから幾らでも貸し出せそうですが、著者の権利を守るため、現実の図書館同様に、自治体が所有している本の数だけ貸し出すことができる仕組みのようです。
そのため、予約という仕組みがあります。

3.貸し出し冊数

上記2.の理由により、現実の図書館同様に貸し出し冊数に制限があります。

まとめ

図書館にまで電子書籍の波がきているとは。
もっと電子図書館が一般的になれば、利用者にとってもメリットは大きいはずです。
私としては、どんどん利用できる地域や本の数が増えて欲しいと思います。

ただし、公共のサービスなので、お年寄りや子供が取り残されるということが無いように、誰でも使いやすいものであって欲しいと思います。


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