beikunのブログ

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「君の名は」きっかけで方言について少し調べてみた

昨日、初めて「君の名は」を観ました。


「君の名は。」Blu-rayスタンダード・エディション

話題になった映画というのは、あまり観る気がしなくなるタイプなのですが、ちょっと見始めたら最後まで続きが気になってずっとテレビの前に座る事になりました。

良い作品ですね。

さて、この作品では女性の主人公である三葉の話す方言がとても可愛いらしく、気になったので調べてみました。

何弁なのか?

これについては、飛騨弁ですね。

高山ラーメンなんかも出てきた様に、舞台は岐阜県飛騨高山なので、まぁ、納得です。

しかし、私的には何処となく聞き慣れた感じがしたのです。

私自身は関東圏の出身なのですが、親は北陸出身です。

イントネーション等に親の田舎の言葉に似た印象を受けました。

そこで、飛騨弁について調べてみました。

飛騨弁の特徴

飛騨弁(ひだべん)は、岐阜県飛騨地方で話される日本語の方言である。東海東山方言の岐阜・愛知方言(ギア方言)に分類されるが、語彙や音韻では北陸方言(特に福井弁)との共通性がみられる。これはかつて飛騨地方は福井県奥越地方(大野市など)との交流が盛んだったことが理由だと考えられる。

(出典:飛騨弁 - wikipedia

また、出典の音声の項にある様にアクセントに特徴があり、それが親の田舎を思い起こさせたのでしょう。

 

岐阜って名古屋の近くのイメージだったけど、北の方は北陸に接しているし、西に行けば滋賀という様に、色々な地域の影響を受けているのでしょう。

地理的文化的な影響で言葉が変わるというのがとても面白く、興味あります。

心配な事…

でも、最近ではテレビやネットの発達で、目で見たり音で聞いたりする言葉はどんどん標準語になっていきます。

また、交通機関の発達で容易に人の移動が可能であり、東京への一極集中が起きています。

そうすると、方言を話す人が少なくなり、やがて方言が無くなってしまうのでは無いか…

それは面白くありません。

実際に、方言を守ろうという動きもある様です。

第3回 「日本の方言の多様性を守るために」 | 国立国語研究所

一方で

方言なんて無い方が合理的では無いか?なんて考え方もあると思います。

昔小学校の教科書に方言の違いとして、小さなトラブルにの例が載っていたのを思い出しました。

  • 「捨てる」と「ほかす」(保管すると間違える)
  • 「疲れる」と「えらい」(何が偉いのかわからない)

確かにそういう事もあるかもしれません。

でもまぁ、それキッカケで話が広がるかもしれませんし、興味を持ってもらえるかもしれません。

まとめ

今回の事を通じて、私自身は方言の良さを再認識しました。

私は残念ながら、方言らしい方言は話していないのですが、各地の方言を大事にしていきたいと思いました。

方言がある地域に育った方は、是非、ご自身の方言を守って頂きたいと思いました。

 

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