終戦記念日に書く駄文
本日は74回目の終戦記念日。
子供の頃から戦争の悲惨さ虚しさなどを教わってきて、この時期には、かの戦争についてのテレビ番組が沢山放送されています。
戦争なんてしたくない。
して欲しくない。
そう思う一方で、戦争を体験していない我々が本当の意味で戦争の怖さや意味について理解する事が出来るのだろうか?そうも思います。
私はもちろん、親も戦争は経験していないので、その拠り所は、すでに亡くなっている私の祖父母や、テレビや本、それから、戦争を体験した世代のお話になる訳です。
どうしても自分で体験した事と、人から聞いたり、本や映像をみて感じた事では理解が異なるように思います。
戦争は、お互いの主張が食い違う事によって生じる訳で、どちらも自分が正しいと信じているから生じる訳です。
その解決を力に求めて生じる訳です。
国と国との争いの場合、それぞれの国民の総意として何かを行うことなどあり得ないので、流されてしまったり、どうしようもなく事が進んでしまう事もあるでしょう。
戦争に向かっていったとき、反対した人はどれくらいいたんだろう?
そういう事が言える雰囲気にあったんだろうか?
なんて事を思います。
もし、今の日本でそのような事が起きた時に、私はどう思うのだろう。
きちんとNOが言えるのだろうか?
考えて答えを出す事ができるだろうか?
そんな事をふと考えました。
結局、一人一人に出来ることは、何が正しいか、どうしたら良いかを考える力をつける必要があるという事だと思いました。
ただ漫然と過ごしてしまいがちな今日この頃に、過去の歴史を理解した上で、自ら選択出来る人になりたい。
そんな事を思うのでした。