今回のApple Watchの発表の目玉はシリーズ3の価格だ!
昨日の夜中にAppleの各種発表があり、iPhone11やら新しいiPadやらが発表されました。
そして、新しいApple Watch Series 5も発表されました。
全体的に目新しい事は無く、分かってはいたけどガッカリ。
しかし、0から1を生み出す事の難しさを再認識しました。
価格:46,549円 |
そんなApple Watchの中で注目すべきポイントは?
ディスプレイ常時オンとかチタニウムモデルやセラミックモデルのように素材の変化だとか、シリーズ5も色々変化がありました。
しかし、一番のポイントは、シリーズ3の価格が下がった事だと思います。
なんと、2万円切りました!
税別で19,800円〜。
確かに2年前のモデルではあるけれど、Apple Watchの良さを体感するには充分ではないでしょうか?
シリーズ3と5の主な違い
次のような違いがあります。
1.心拍センサー&心電図
- シリーズ3は、光学式心拍センサーのみ
- シリーズ5は、光学式心拍センサーに加え、電気心拍センサーとECG(心電図)を搭載
ここが「主な」というか最大の違いです。
シリーズ4以降の革新的な機能です。
しかし、今のところ日本ではその革新的なECG(心電図)機能が利用できません。
また、電気心拍センサーの方が高精度ですが、光学式心拍センサーでも必要充分です。
今のところ日本においては、シリーズ5にすべき理由にはならないでしょう。
2.ディスプレイサイズと表示領域
- シリーズ3は、38mmまたは42mm。
- シリーズ5は、40mmまたは44mm。
シリーズ5の方が、ディスプレイ表示領域が30%以上広いです。
もちろん、広い方が見やすいですが、利用に支障をきたすわけではありません。
むしろ、大きすぎないのが良いという人もいるのではないでしょうか?
3.CPU
- シリーズ3は、S3(32ビット)
- シリーズ5は、S5(64ビット)
S3プロセッサと比べて最大2倍高速との事ですが、Apple WatchでそこまでCPU性能が高く無くても問題ないのでは?
4.ストレージ容量
- シリーズ3は、8GB
- シリーズ5は、32GB
4倍も違います。
容量も大きいに越したことは無いですが、そんなに要らなくないですか?
5.ディスプレイ常時オン
- シリーズ3は、常時オンにできず、スリープしてしまう。
- シリーズ5は、常時オン可能
この機能で、Apple Watchがようやく時計になったなんて言う人もいるくらいです。
時計として使うなら、常時オンにしておきたい気はします。
でもすぐにスリープ解除できるし、無くてもなんとかなるかな。
6.コンパス
- シリーズ3は非搭載
- シリーズ5は搭載
地図アプリ使うなら、欲しい機能ですよね。
でも、逆に考えると地図アプリ使わなければ、そこまで重要ではないかも。
まとめ
ヘルスケアデバイスとして見たときに、今回のシリーズ3の価格は、かなり魅力的ではないでしょうか?
他社製品(怪しげな中華デバイス除く)の価格と比較しても安いくらいの価格設定で、もっとも信頼性いの高いヘルスケアデバイスが手に入るのです。
(しかもSuicaも使えるし)
今回のイベントは目新しいものがない代わりに価格で勝負にきていると実感しました。
Apple Watchって、ヘルスケアデバイスとしてだけでみると高いという印象だったけど、これでもっと普及につながる事でしょう。
この分野をもっと発展させる為の戦略的な価格設定だと思います。
やはり2019年はヘルスケアデバイスの年でしたね(笑)
2019年はヘルスケアデバイス(Apple WatchやHeartGuide)の年⁈ - beikunのブログ